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つきあい

昨夜は、雨が強く降っていた。
夜中に何度も目が覚めて、その音が怖かった。
朝は、晴れた。
思いがけない晴天だった。

家に帰ると、香典返しが置いてあった。
かに缶の詰め合わせ。
知らない人の名前だった。
主人に聞くと、叔母さんの連れ合いの妹さんだと
いう。

私は、この関連の話になるといつも思う。
主人の両親は他界しており、もう代替わりを
している。お墓・お寺の付き合いはできる範囲で
やっている。
主人の叔父さん・叔母さん・この先、いとこまでなら
私は、聞けばなんらかの弔意を表すと思う。
それは、当然のことだと思っている。

しかし、しかし・・・今回のように叔母さんの
連れ合いの妹さんだ(繰り返しますが・・)
どこまで、遠いんだ。会ったことはもちろんない。
これだけではない。以前はこの叔母さんの義母
の四十九日から、1周忌の法要まで、呼ばれたのだ。
3回忌はさすがに、主人は断っていた。

人の考え方は様々で、両親が健在だった頃と
同じようなつきあいを息子である主人に
求めて来ているという事。
もう、代も替わったし、耳にも入れんでいいか・・
とは、親戚たちは思ってはいない。
聞けば律儀な主人は、知らん顔もできず、今回も
香典を親戚にことづけたらしい。
私に言えばまた、ぶつぶつ言うので事後報告だった。

こういう話を私の母にこぼすと、「若いあんたらが
打ち破らなあかん!改革せなあかん!」
と、闘争的なことをいう。
本当に、その通りなんだけれど、私はそうしたいけど、
主人に言えば、ケンカになるので、言いたいことを
ぐっとこらえて、今夜ブログにしています。

同じ関西でも、お葬式事情は全く違う。
母が言うには、京都、大阪、奈良の一部は香典おことわり
が定着している。ここ数年、親戚でも香典は要らなかった。
こちらでは、まだまだ考えられない。
家族葬も、こちらよりもずっと以前から広まっていた。

それゆえに、私がいまだに古いしきたりに縛られて
いるのを歯がゆく感じるようだ。
いらいらするようだ。

シンプルに行きたいですよ。私だって。
かに缶を片付ける気もせず、腑に落ちない夜である。

皆さまのところは、いかがですか。

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オレガノ・ケントビューティーが
今年も咲いた。さらさらした花びら
この感触はどう表現したらいいのだろう。

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腑に落ちないことが、世の中いっぱいだけど
にっこにこでいこうよ!
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注文していたコモクロワッサンが箱で来た。
ちょうど10秒、レンジでチンしたら
ふわふわ~。
必ず、ちょうど10秒でなくてはいけません。
うちのレンジは20秒刻みなので、
1.2.3・・・10と数を数えています。

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by pass8515 | 2016-06-20 21:37 | 日々の暮らし
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