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旅の本

金曜日の朝刊。
隔週連載のコラムが楽しみである。
こよなく愛する益田ミリのエッセイ
「オトナになった女子たちへ」

プロフィールにも書いているとおり益田ミリ
のエッセイは、ほとんど持っていてそれにも
飽きたらず、コミック本も各種持っている。
コミックを読むのは高校以来の事である。

人物観察、心理描写、誰でも持ってる言う
ほどでもないけれど、何か気になること。
・・を鋭くついて、そしてくすっと笑えて
好きなのである。

さて、朝刊の連載に話をもどして。
今日は、年明けのミリさんとお母様の姫路の
旅路についてであった。5年ぶりの再訪。
姫路おでん、姫路城登頂、喫茶店でアーモンドバタートースト。
これぞ、姫路見物というコースだった。
姫路城をてっぺんまで登ることはなかなか
ハードで、体力、脚力が要ることである。
(私も、一昨年骨身にしみた)

ミリさんのお母様も後日足腰が痛くなったという
事を聞いて、あの時楽しそうにしていた母は
結構、無理をしていたのではないか・・・
5年前と同じペースではいけないこと・・など
老いて行く親を思うほのぼのとしたエッセイだった。

年は少し違うけれどほぼ同世代。
同じ関西出身。文章を読むにつけ
なんだか親近感がわくのである。

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そもそも益田ミリの本の出会いは
なんと、母である。
数年前に旅の本2冊を母から譲られた。
「結構、面白かった持って帰るか?」

一冊は
角田光代「いつも旅のなか」
正統派の旅の本である。
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そして、もう一冊が
益田ミリ
「47都道府県女ひとりで行ってみよう」
である。
雑誌の企画で毎月一度旅に出る。
ひと月、一県、47都道府県を女ひとり
で旅をする。
ミリさん独自の視点で、観光名所もあれば
穴場的なところもあり、最初は企画だから
少々、投げやり的でありながらも、だんだん
この旅の企画に注ぐ情熱が変化していくのが
面白かった。

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何度も読んだ。たちまちファンになった。
そして、旅に出たくなった。
ガイドブックでもない。
これぞ旅の本であると思った。

家族でも回し読みをして、新聞のエッセイの
話題も金曜日の常にもなった。
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晩ごはんは、
残り物でオムライスなど。
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by pass8515 | 2017-02-17 20:51 | 日々の暮らし
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