梅雨明け

思いのほか、天気の回復は早くて、昨日のお昼から陽射しが照りつけた。

c0352015_18512745.jpg

美容院に行ったら、ガラス張りの店内に光が差し込み、
「ようやく晴れましたね。」
「晴れましたね~。」

「晴れても、なんだか気持ち重いですね」
「そうですね。これからですよね。被害に遭われた方は・・・・・片付け、もうそれは大変でしょうね。」

若い美容師さんと、会話する。

青空は嬉しいけれど、テレビやネットを見るたびに増える犠牲者の数に、気持ちが塞ぐ。

こんなに、暴れないと梅雨明けしないの?
これから、日本どうなるの?と、職場でも話しをした。

*****************

息子の心配をあーだこーだと言っていた私だって息子の事は言えない。
週末、雨が激しくなった頃、兄弟とはラインのやりとりをした。
だから、それで母に伝わると思っていた。

しかし、母は私の生の声が聞きたかったようだった。
土曜の夕方。ひどく、ふさいだ感じの声で電話をかけて来た。

「あんたとこ、大丈夫か~?まあ、めったなことはないとは思うけど、なんか心配でな~」
「大丈夫やで。ニュースで言うてても、あれは山間部やからな、川の端やからな・・・うちは大丈夫やで」

これだ・・・!
「めったなことはないと思うけど、息子のただ一言の返事が欲しかった・・・」
そんな、私の思いとまるで一緒だ。
あ~悪かったなあと思った。一言、電話をしておけば良かったと思った。

母は他にも、大雨で予定していたお出かけが相次いでキャンセルになったことが、心をへこませている様子だった。
「行けて行けんことは、ないけどな・・・・帰りに電車が止まっても嫌やろ~」
「そうやで、こんな時は、じっと家にいとき・・・な。」

来週、久しぶりに一緒に祇園祭に行く約束をしていた。
お昼ごはんの予約もしていてくれていて、私も楽しみにしている。
「そうそう、祇園祭があるやん!」
と私が言うと、パアっと母は、明るい声になった。

祇園祭は鴨川が暴れないこと、そして豊作の祈願で始まったそう。
この夏、諸事お参りしたいと思う。

c0352015_18522572.jpg




[PR]
by pass8515 | 2018-07-09 18:53 | 暮らし | Comments(4)
Commented by まる at 2018-07-09 20:31 x
私も同じ思いでした。
あの大雨の最中、私の母が「あんたの家の横の高い塀が壊れたらいけん(危ない)!危ない思うたらうちに来とき」と言われてたのだ。
夜、豪雨の中、娘や息子とは、ラインやスマホで連絡取り合っていたのですが。
昨日、様子を見に、昼間、実家に行ったら、あの夜、私たちがいつ来ても良いように玄関の鍵を開けていたと。
悪い事をしたなぁ、と思いました。
同じ思いなのに、結局は私も自分の事しか考えてないのよね。

後から後から悲惨な被害の報告が来ますが、我が家は皆、何事もなく無事だったので、本当にホッとしています。
母が愛犬が亡くなってから、私と旅行に行きたそうに話してくるので、企画しよう!と思っていますよ。

今日は、遠くの山を眺め、青空をしみじみ見上げた1日でした。
Commented by さえ at 2018-07-09 21:53 x
息子くんを心配した切羽詰まった気持ち。
そしてお母さまの気持ちを受け止めたぱすさん。
なるほど~と思いながら読みました。

わたしは親にはベトナムに行くことも連絡してなくて。逆に心配かけるかなというのと、心配かけるのが面倒という気持ちが半々で。
耳が遠くなったからと、あまり電話もしてなくて、反省しきりです。

そして、災害に遭われた方々のこと。ただ祈るしかできません。

半夏生、きれいですね。
Commented by pass8515 at 2018-07-10 18:33
> まるさん
こんにちわ。
まるさんのお母様の思い、じんと来ました。
親心って、こうなんですよね。
親でもあるけれど、娘でもある・・・。わかっているようでも、気がついてないこと
ありますよね。
お母様と、一緒に旅に・・・♪今のうちに・・・と本当に私も思います。
泊まりは無理ですが、日帰りならと、

被害がまだまだ、広がっていますね。範囲が広すぎますね。
先日訪れた呉も孤立して船で出勤していると、ニュースで港が写っていました。

青空をしみじみ。いつもの暮らしのありがたみを思います。
Commented by pass8515 at 2018-07-10 18:42
> さえさん
こんにちわ。
大丈夫と思いつつ、どうしても大げさに考えてしまいますね。
慣れない土地だし、こっちからも行けないし、いろいろいろいろ考えました。
でも、息子にしたら「考えすぎ!」と呆れているかもしれません。

心配をかけるのが面倒・・・・。
高齢になればなるほど母も心配症に拍車がかかった感じです。
例えば、一緒に出掛ける時、私が籠バックを持ってると、「人ごみでスリやひったくりに気をつけや」と、とても心配します。スリもまあ、いるにはいるでしょうが・・・。
おしゃれの面でも持ちたいのです。そんなことを考慮して、一緒に出掛ける時のバッグを選んでしまう自分がいます。

被害の甚大さに、ただただ呆然とするばかりです。
月並みですが、いつもの暮らしの有難みに気づかされます。
半夏生。間に合いました。ばたばたしていると、こういう事がおろそかになりますね。

<< 懐かしい人 半夏生 >>