夫がめずらしく、映画を観に行きたいと言った。 伝説のロックバンド、クィーンの自伝的映画「ボヘミアン・ラプソディ」 ブログのお友達の間でも、話題にものぼっていたし、昨夜は「クローズアップ現代」 さらに、今朝の朝刊の益田ミリさんの連載エッセイにも、取り上げられていた。 私のクィーンの知識としては、このアルバムのみ。 かつて、キムタクのドラマ「プライド」のオープニングテーマが印象的で、家族みんなの希望で、このアルバムを買ったのだった。 それから、家族で出かける時、なんとなく「皆が聴ける、共通の音楽」というカテゴリーで、このアルバムは数えきれないほど車で聴いた。 その甲斐もあって、本作「ボヘミアン・ラプソディ」は、ものすごく良かった! 曲を知っているのと、知らないのとでは、感情移入も違うのではないかと思う。が、知らなかったとしても、結成から、栄光、破滅、決裂、そして和解。 ストーリー性も、飽きさせなかった。 奇抜なアイデアで、その曲が生み出され、イントロが始まると、「あ、あの曲!」と気持ちが高揚した。 志を同じくして、下積みから登りつめ、栄光の影の孤独や、慢心、自惚れ。 心とは裏腹に、「家族」とまで思っていた仲間への、ひどい侮蔑の言葉。 そうまで、言わせるまでに、心が疲弊してしまっていた場面は、悲しく、やりきれなかった。 そして、「ライブ・エイド」(アフリカ飢餓救済チャリティーコンサート) こんな壮大なイベントがあったとは、私は知らなかった。 たった20分の出番、ノーギャラのライブに、魂の全力注入! ぐっと来た。 ミリさんは、2回観たというのも納得できた。 私でこうだから、小学校高学年からロックをこよなく愛してきた夫は、どうだったのだろう。 感情を表に出さない人だけど、映画の後のランチではかなり饒舌だった。 「DVD出たら、買おうね!」という意見がまず一致した。 ********************* 久し振りに、一緒に街をぶらっとした。 軽い、一泊用のバッグが欲しかった。 「ルートート」はポケットがいっぱいあって、機能的で以前から気になっていた。 週末は、実家へ。 冬本番の寒さになるらしく、底冷えの真冬の京都を歩きたいと思います。
by pass8515
| 2018-12-07 18:53
| 映画の日
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