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2019年 10月 19日 ( 1 )

つわぶき

10月も、半分が過ぎた。
播州のお祭りの、真っただ中だ。話題の中心は、祭り。
天気は?渋滞は?帰り道の心配は?料理は?屋台は?
1年のその先にあるのはまた祭り。

私がこちらに結婚を機に越して来たのも10月。
人生に盆と正月並みに、家族が集いお金を使う時期があることを初めて知った。
人、土地それぞれ、価値観もそれぞれ。
祭りの前の買い物は混む。非常に混む。
祭りに対しての、並々ならぬ思いを知った。そうして、それにも慣れた。

祭りの季節に、庭でちゃんと咲いてくれるのは、つわぶきだ。
3年も前に津和野で株分けしていただいた、つわぶきが今年もちゃんと咲いてくれた。

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練習の祭りの太鼓が物悲しかった。
知人もなく、嫁いできてすぐに聞いたあの頃の、太鼓がとても悲しかった。

祭りが終わると、一気に秋は深まり、寂しい季節へ。
作物の収穫も終わり、豊作の感謝で祭りは終わり、色のない冬が来る。
昔の人だって、あの太鼓は、色づきの季節の終わりを告げる、物悲しいものと感じていたのかも知れない。
この年になって、初めてそんなことを、ようやく感じるようになってきた祭りの太鼓であった。

雨がそぼ降り、とても蒸し暑かった。
羽織っていたカーディガンも、昼過ぎに脱いだ。


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令和の最初の年も、大災害に見舞われた。
これから、木々は色づき、錦繍の季節へと向かうのに、住宅再建、生活再建をせねばならない人が、同じ日本に大勢いる。


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by pass8515 | 2019-10-19 16:56 | 暮らし | Comments(2)