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カテゴリ:大切なこと。( 11 )

足で、する。

雨の予報だったが、昨日も今日もほとんど降らなかった。
今日は、晴れ間も見えて、夏用敷き布団がけなどを洗う事が、できた。
が、蒸し暑い。
扇風機は欠かせない。

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「足でする」
昨日のスーパーでの出来事をよければ、聞いてください。
このお店のレジは、セミセルフレジと言って、買ったもののレジ通しは従来通りお店の人で、会計はセルフ。

まず、買ったものを、かごとカートごとレジ左に設置する。
ポイントカードを渡す、マイバッグをかごに装着する。
それは、いつもの流れだった。
会計が始まると、空になったカートを左から、レジの右に移す。
たったそれだけ。その流れのはずだった。

が・・次に並んでいた初老男性が、その流れが待ちきれないのかなんだか知らないけれど、足で・・・!!
足で、蹴るように、私のカートを設置場所から、かっと抜き取って、(足で!)
そして、その抜き去った場所に、自分の弁当二つ入ったかごを、バーンと!置いたのだった。

最初、ガッという音がしたので、何事かと思った。
そしたら、私がその位置に置いたままのカート(何秒のことだろう)を、足で器用にひっかけて、追いやったのである。

まあ、世の中に、こんな人間がいるのだなあ。
失礼とか、行儀とか、そんなこといっさいおかまいなしで、来たのだろうか。

私はほぼ一週間分の買い物をしているものだから、そのレジ時間がとても長く感じられた。
左横には、「足でカートをがっと抜き取った人」が、弁当二つの会計を待っている。
気が気ではなかった。早くこの場から立ち去りたい。
レジの人も、申し訳ないぐらいに敏速に、平静を装った、とても緊張の面持ちで、レジを通してくれていた。

帰り道。もう、腹が立って、腹が立って、そのことが頭から離れなかった。
ドラッグストア~無印~書店~そして、そのスーパーと、めぐったものだから、帰宅がとっくにお昼も過ぎた。

このあと、当たる相手は夫しかいない。
玄関に、がっと買ったものを置いて「さっき、ものすごく腹が立った!」

・・とまくし立てるように言った。
夫なら、どうしたかと聞いてみた。
「ま、足ですることないやろ。と相手に言ったかも知らない。が、お前やからやったんやろ。女やから、やったんや。」

そうなんだ。そうか~、そうなんだ。
そう考えたら、また腹が立ってきた。

足でする。
もし、その人がカートを手で引いて、「はい、どうぞ」と私に渡してくれていたなら、なんていい人!!
「ありがとうございます。」で、気持ちよく終わっていたのではないか。
あの光景は忘れない。

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昨日夕方、テレビをつけたら、ラグビーワールドカップのアイルランド戦がちょうど終わった後だった。
歓喜に涌くなか、これはすごいことなんだ!と、思った。
で、その録画を夜に見た。
結果を知っていても、ドキドキした。

ここで、ひとつ疑問。
ユニフォームの背中に、名前がないのは何故だろう?
一試合を見たら、たいていの選手の名前は覚えられるのに「9番の人」とか「21番の人」とか終始そう呼んでいた私だった。

さあ、次は重要な「サモア戦」
これに勝てば、決勝トーナメントは出られるのですね。

晩ごはん
鮭のソテーと、なすとラディッシュのソテー。

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クラムチャウダーは、あさりではなく、帆立を。
この前、友人宅で作ってくれたものが、とても美味しかったので・・。

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by pass8515 | 2019-09-29 15:00 | 大切なこと。 | Comments(4)

夏から秋にかわる頃

少し青空も見えながら、雨がぱらついた。

「狐の嫁入り」
一日そんな風だった。

父の一周忌だった。
夏から秋へと変わる頃、急に逝ってしまった。
あれから、1年が経った。


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お墓に行ったあと、みんなでお昼ごはんを食べた。
秋の七草が、野ばらの実やヒヨドリ草とともに飾られていた。

部屋全体はまだ、夏のしつらえだった。青もみじが目に飛び込み、テーブルの映り込みがまた美しかった。

葉月の最後。
翌日からは、がらっと変わるのだろうか、と母と話した。


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「葉月の献立」のごく一部をご紹介

ほおずきの中に、茗荷寿司や鱧料理が入っいる。
ほおずきを開けるときのワクワク感

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琵琶湖の小鮎は香ばしく、蓼酢につけて、まるごとかぶりつく。

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水菓子は宇治金時だった。
もちもちの白玉、中に隠れているあんこ。
久しぶりに目の上がキーンとする、あの感覚を体験した。

京都の町では、あちこちのお店で、氷を求めて行列ができている。
落ち着いた静かな空間で、堪能出来たね〜と、あとは一同無言で氷を味わった。


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母は、風情や季節感に重きを置いた、老舗が大好きだ。それが何よりのご馳走だと、幸せそうに笑う。

かたや、父は上品なちょろっとした量と「目で食す」と言われる京料理に不満気で(男はそうだ。私の夫も…笑)でも、何も言わずにきれいに、全部平らげていた。

「お父さんは値打ちないねん。
これ何やろ?って、ゆっくりと食べることがないねん。とにかくお腹が膨れたらそれでいいねん」と笑いながら言っていた。

あの日だって、最後の最後まで出されたものをきちんと食べて、昼寝をして、ことっと旅立った。

夏から秋へと変わる頃
その間の、どちらの季節の旬のものをいただきながら、父を始めとする亡き祖父や祖母や父の兄の話をした。

昔話。何度も聞く話だが、私ら家族だけが持ち得る共有した時間と、懐かしい人々との思い出。
尽きることはない。

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高台寺周辺は観光客で、ものすごい人だったが、この部屋からは、谷を見下ろし沢の水音、最後の蝉の声がただ静かに響いていた。


by pass8515 | 2019-08-31 23:27 | 大切なこと。 | Comments(4)

それぞれの思い

蝉が鳴き出して、夏を思わせる。
30℃そこそこ。こんな気温が「夏」なら、いいのになあ。
このぐらいなら、まだ辛抱できる。
野菜の成長・稲作にも影響なし。
このぐらいならなあ~。

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かの、2000万問題。
ほとぼりは冷めずに、しつこく職場でも、ずっとずっと話題に出ている。


このことは、いろんな年代の人に、問題提起をした。

40代の人は、仕事を終える65歳までとしての割り算をしていた。
2000万を貯めるために、月々、8万・・・・・・・いくら。
蓄えなくてはいけない。

30代の人は、今は、泣く泣く嫌がる子供を方々に預けて、仕事をしている。
今、高い年金を引かれて、どのくらい自分の年金が受け取れるのか、そう考えると本当にばかばかしくなってくる。

それぞれの年代の切実な思いだ。

50代の私は、それこそ逼迫した思いだ。
段々、老後が目前に迫ってきた。
出来ることは、とにかく今だ。
今の辛抱だ。
自分に合った、身の丈を思い知ることだけだ。

働いていても、自由になるお金はしれている。
老後の資金にほとんど、残しておかなくてはいけないことは、重々わかっている。
今回のように、病院にお金がかかると、その分「おでかけ」が少なくなる。
旅は、どんな場合でも譲れないので、その分、服飾費や交際費がどんどん目減りしていく。
だから、付き合いの悪い人になる。(まあ、いいか・・)

あれも、これもにお金がかけらないことは、年々切実になって来た。

が、できる範囲で、豊かな暮らしを送りたい。

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最近、帰宅してからの、お楽しみは「ゲゲゲの女房」の再放送の録画を見ること。
ほっとした、ひとときだ。
数年前、しばらく見ていなかった朝ドラを、もう一度見るきっかけを作ってくれた、作品だった。

お見合いの数日後に、婚礼をあげて見知らぬ土地で、暮らしていくこと。
段々と、夫婦になること、人生の最良のバートナーになることが、丁寧に面白おかしく描かれた秀作だった。

星野源がヒロインの弟役で出ていた。斎藤工も窪田正孝も、この作品で知った。
この時間帯は、休止が多いけれど、根気強くみたいなあと思います。






by pass8515 | 2019-07-11 17:38 | 大切なこと。 | Comments(2)

日々、新たなり

お正月休みのある夕方、思いがけずにいい番組に出会った。

篠田桃紅さん 105歳の書道家。
口調はまだまだはっきりと、凛としたたたずまいの方だった。
過去は、もういいの。過ぎたことをあれこれ言っても仕方がない。
あるのは、未来だけ。
「私はいつがよかったなんてないわ。人間はその時、その時にしかないものを大切にすべき」


桃は紅、李は白、野ばらは紫。
春の風は一色なのに、花はそれぞれの色に咲く。
幼いころにお父様に教えてもらった、漢詩が忘れられないという。
みんな、それぞれでいい。人まねなんてしなくていいの。

一つ一つの言葉が、私の心にも突き刺さった。
年のはじめに、気持ちを入れ替えられた。

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お正月のものを、片付けた。
新しい重箱を買ったからと、もうずいぶん前に母からもらった重箱。
小ぶりで、童の絵が愛らしい朱塗りの重箱。
しっかり、乾かしてまた今年の暮れに会いましょう。

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年明け早々、夫がインフル疑惑?
のどが痛くて、悪寒がして少し発熱。
まだ、はっきりとわからず、とにかく寝ています。

予防注射をしていても、かかる人はかかる。
夫も?
職場の人も、その家族全員も。
私は、予防注射はしないけど、毎年かからない。
去年も、猛威をふるう中、かからなかった。
今年も、絶対はねのけるのだ!

午後から、一人でゆっくり、シナモンロールとチャイでお茶をした。
シナモンたっぷりの、大好きなパン屋さんのシナモンロール。
あと、塩パンふたつとアップルパイと。
いつ、行っても選ぶパンはいつも同じもの。

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by pass8515 | 2019-01-05 17:51 | 大切なこと。 | Comments(4)

冬日

翌日は、父の納骨を行った。
雪が舞うかなと思うほど、風が冷たくて、暖かくして出かけた。

子供の頃から、何度も訪れた祖父母のお墓があるところだけれど、父が眠ることになると思うと、
これからはもっと頻繁に訪れることになるのだなと思った。

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一つの区切りがついた。

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こうして、月日が流れ・・・
本当に、あっという間に、三月が経った。

お墓を下りて、お昼ごはん
母は、美味しいものを食べて、よく喋って、元気そうなんだけれど、でもやっぱりここに父がいないことが、ふと不思議に感じるという。
昨夜も、父の事を話すと涙をいっぱいためていた。

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何の気兼ねも要らずに、「なあ~」と言える相手。
これと言った返事も期待していないけれど、ただ語りかけることができる相手。
そこが、夫婦やねん。
と、母はこの三月の間に何度も言っていた。
子供とはまた違う。とも言っていた。

寂しい。寂しいだろうな。
私は、日々自分のことや自分の家の事しか、考えていない自分をこういう時に反省する。
母は、何も言わない。文句や恨み言ひとつ言わない。
なのに私は、ごった返した人ごみの中、自分の電車や切符の事で頭がいっぱいで、慌ただしく母と京都駅で別れた。
家に着いて、電話をすると何度も母は「ありがとうな。遠い所、ありがとうな。」と言った。

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by pass8515 | 2018-12-10 21:06 | 大切なこと。 | Comments(4)

9月になって・・・


9月になった。
やっと、9月になったなあと、思っていた。
暑さが、少しやわらいだなあと思った。

そんな週末。
父が亡くなった。
その日のお昼ごはんまでは、普段通りの生活。
昼寝も普段通りだったらしい。

夕方、知らせを受けて、ぽかんとしていた。
実感がわかず、ぼんやりとしていた。
とにかく、行こう。
私だけ、先に行くことにして、とりあえず電車に乗った。

不思議な感覚だった。
満員電車のなか、雑踏のなか。
いろいろ考えてみるけれど、父とは2週間前に会っているし、よく喋ったし、美味しいものも一緒に食べたし、私はそれで良かったと思った。
今まで、聞いたことがない話もその時、いくつか聞けて、悔いとか、思いが残るとか(この先は、出てくるかも知れないけれど)もうないなあと思った。

父に会った。
ぽんぽんと肩を叩いてみるけれど、ぐっすりと眠っているようだった。

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懐かしい、いろんな人に、父が会わせてくれた。
母も嬉しそうだった。父の話をいろんな人がしてくれて、それを聞く私も嬉しかった。
その時は、そうなんだけど、「後からがっくりとくる」とは、こういう事かなと、ぼちぼち実感している。
私でさえこうだから、母はなおさらだろうと思う。

台風が来るから、週末に出直すことにして、いったん私たちは引き上げた。
心残りだったけど、あとは兄弟に任すとして、時を置くことにした。

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気がつけば、帰り道、稲穂がずいぶん実っていた。
いつの間にか、秋の夕暮れの光景だった。
こんな時の、こんな情景を、父なら趣味の俳句で、ささっとまとめ上げてしまうのだろうなあと、ぼんやり考えたら、初めてこみあげて来た。

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なんとなく、ここ最近。
予感がありました。
元気には、暮らしていましたが、その時は近づいていたのだなと、感じます。
これから数日、父がくれた休暇です。
気持ちにまかせて、しばらく日々を綴りたいと思います。


by pass8515 | 2018-09-04 16:46 | 大切なこと。 | Comments(6)

老眼鏡(本編)

その年になってみて初めてわかること。最近はその連続だ。

私は若い時ある人に、「老眼大丈夫なんですね?」と、言った事がある。
あれは失礼な物言いだったのではないかと、ようやく気づき始めた。

20年近く前のこと。
その人は、職場でお世話になり、とてもいい方だった。
優しくて、聡明で、謙虚で、芯が強くて、あーこんな人に、なりたいと思える人だった。

年齢は今の私くらい。そろそろ50代後半というくらいの方だった。
私が椅子に座っているとしたら、頭の上から指示をするのではなく、腰をかがめ、膝を折って、私の目線に合わせて、肩越しに、優しく語りかけるような人だった。

ふと、ある時「○○さんは、老眼大丈夫なんですね」と不思議そうに驚くように私は彼女に言った。
先を行く人の基準は母であり、その年代ではとっくに母は老眼鏡をかけていたので、ひどく驚いたように言ってしまった。とても狭い了見だった。

彼女は「私、全然大丈夫やねん。
これも見えるで、これも大丈夫。」と、いろんな仕草をしてくれた。

私が今、若い人に「老眼大丈夫なんですね」なーんて言われたら、どんな気持ちがするのだろう。
そんな事、人によって様々。
ずいぶん前から老眼鏡をかけている友人もいれば、私も含めて全然大丈夫な人もいる。

ひとくくりにしては、いけないなあと、今になって思う事だった。
お元気で、いらっしゃるかなぁ。

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しかし、私も眼鏡を持っている。
この眼鏡は七年前に作った。
遠くをよりクリアに見たい時、映画を見るとか、運転の時にかける。

七年前の3月12日が納品の日だった。
その前日のあの日。
あの日は、休日で午後からずっと家で映画を見ていた。
晩ごはんの時間までテレビはつけなかった。

七時頃。4月から就職する息子が研修先から帰宅する。
「東北、大変な事になってるやん」

私はテレビを急いで点けて、初めて知った。もう、言葉が出なくて、体がこわばった。

その時、電話が鳴った。
眼鏡店からだった。
「地震の影響で、流通がわからないので明日の納品はずいぶん遅れそうなんです。申し訳ありません」

そんな、眼鏡の事なんて…。
「私、今ニュースで知ったばかりなんです。
えらいことになりましたね」と、眼鏡店の人と話をして、泣きそうになっていた。

今はオリンピックに沸いているけれど、あの日が近づくにつれ、報道も増えて来て、また考える機会が増える事だろう。
出来る限り、現実を知りたいと思う。

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帰ってからだと、簡単なものになってしまうけど、今日はリクエスト通り、ジャガイモ入りオムレツを。
コブサラダ、きざみ昆布の煮物

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by pass8515 | 2018-02-22 06:55 | 大切なこと。 | Comments(2)

ティールーム

今月いっぱいで閉店するデパートについて、何か一つでも、思い出はないものかなと、記憶をたどった。
ブログに上げるような事が…と、たどった。
しかしないなあ。本当にないなあ。と思っていた。

ふと、昨日になってはっと気がついた。
あの出来事、あの言葉!!
まさに、あのデパートのティールームでの事だった。

実は、この事に関しては、以前からずっとブログに書こうか、書こうかと迷いながらも、そのままにしていた。
しかし、書くべきだと必然を与えられたようで。
なので書きます。

もう、ずいぶん前のこと。
知人がある刺繍展に誘ってくれた。若い時からずっと続けていたらしい。
その刺繍展の会場がこのデパートの催事場だった。
一緒に行ったもう一人が、これまたパッチワーク名人。
裁縫苦手の私だったけど、こんな美しい緻密な世界もあるのかと、作品の数々に見入った。

刺繍展のあと、3人でデパート内のティールームでお茶をした。

「すごいね〜とてもきれいだった。2人ともいい趣味を持っているね〜。私は針仕事はからきし、だめで〜」と、素直に言った。

そうしたら、パッチワーク名人が、こう言ったのだ。

「ぱすさんの、お母さんも(裁縫を)してなかったんやろ。そうしたら、その娘もせえへんもんやねん」と・・。

私は、言葉に詰まった。
何故、この人はこんな失礼な事を言うのだろう。

ひと呼吸も、ふた呼吸も、間を置いて、出来るだけ冷静に、出来るだけ笑顔で、私は答えた。

………いいえ。その逆よ。
私の子供時代の服は全部母の手作りだった。
嫁入りの着物も、すべて仕立ててくれた。
今も(その当時)家で着物の仕立ての仕事をしている。

雑巾一つ、私は母についつい頼んでしまうねん。
母が出来過ぎるから、娘がこうなってしまってーん(笑)
ははは・・と。

相手は、バツが悪そうな顔をしていた。
そもそも、なんで私は、敢えて言わなくてもいいことを、むきになって言ってるのだろうとも思った。
しかし、母の名誉挽回のためにちゃんと言っておきたかった。
こんな事、勝手に言わせてたまるかと言う気持ちになった。

三十代後半。あのデパートのティールーム。3人の座り位置。
何度となく、出て来る光景だった。

私も、ここ数年刺繍にはまった時期がある。
楽しかった。苦手意識を払拭したいという気持ちもあった。
針を刺しながら、あの時のあの光景を思い出してもいた。

しかし、人には得手不得手が必ずあり、いつしか熱も冷め、手も患ったものだから、布や糸はまた見えないところに仕舞い込んだ。

自分の不得手は、一番自分がよくわかっていて、それを言われたら仕方がないけど、家族の事まで言われるのは、本当に腹が立つものだなと、思った。

そんな遠い思い出だったけど、あの言葉は忘れられない。
でも、きちんと説明が出来て良かったとも思った。
飲み込まなくて良かったと思った。

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久しぶりにフランス映画を見た。
売れない中年女優カミーユは、酒におぼれ、夫とも危機状態だった。
ある日、ひょんなことで過去に戻り、元気だったころの両親と再会し、学生生活を送ることになる。
面白かったのは、その中年の姿のまま、学生生活を過ごす様子。
周囲も大騒ぎせず、何の違和感もなく、接しているのが、良かった。
タイムスリップものにありがちな、ドタバタした感じもなく、お洒落で、センスよくまとまっていた。

戻れるものならいつに戻りたい?
この映画を見ている最中、自分に何度か問いかけた。
このままの姿で、高校時代を一日だけ過ごしてみても面白いな。
20数年前に戻って、あの頃の子供たちと話してみたいな。
そしてもう少し、自分自身にしっかりせえよと、喝を入れて、現代に戻って来られたらいいなあ。

映画の友は、イタリアのお菓子
ヘーゼルナッツクリーム入りのパイが美味しかった♪
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おひなさまを出した。

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配置をいろいろ考えたが、まずは記念撮影を・・
それから、ゆっくりと考えよう。

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by pass8515 | 2018-02-18 16:15 | 大切なこと。 | Comments(4)

水曜日のコラム

台風が去って、朝晩が少ししのぎやすくなった。
朝ごはんの時、朝刊に目を通す。水曜日の朝刊で楽しみにしているのは、
ライター・島崎今日子さんの「キュー」というコラムだ。

ドラマ・ドキュメンタリー・スポーツ番組・国会中継・・・・・
あらゆるテレビ番組を実に小気味よくばっさばっさと辛辣に批評している。
辛口ではあるけれど、良いものは良いと、絶賛もしている。
なぜか、私がいいと思った番組は、島崎さんもいいと思われ、
私がいまいちと思った番組を、島崎さんも批判していて、やっぱり~と嬉しくもなる。

今朝の「キュー」は取り上げられていたのはETV特集だった。
私も、再放送を録画予約していた。
週末に、見ようと思っている。

胸に太い鉄柱を撃ち込まれたほどの衝撃を受けた。
と、コラムの冒頭にある。
命や街の破壊だけではなく、人の尊厳も傷つける。
戦争とはそういうものだと、突きつけられる。
重いテーマではある。
自分の気分が重い時に、果たしてこのような番組を見て
どうなるのかと、思う時もある。
知りたいという気持ちもあるし、知っておかなければという気持ちもある。
自分が向き合える時を見計らって、そう思えるようになったら
見ようと、録画しておく。

同じ今朝の朝刊に、「暮しの手帖」再び戦争記録集の記事があった。
去年の「とと姉ちゃん」でも描かれた、「戦争中の暮しの記録」
を新たに発行しようと、投稿を募っているというもの。
戦争体験者の高齢化で、最後の機会と、家族の聞き書きも大歓迎と、
雑誌の方にも、載っている。
※このことに関して8月19日に同じ「ETV特集」で放送されるそうです。

伝えよう、残そう、知ろう。
今、自分の暮らしが理不尽に奪われたらと想像してみよう。
そんな段階に、今来ていて、私もできるだけの事を知っておきたいなと
思う。

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なすの揚げ焼き

週末に5本のなすを買ったが、毎日一本ずつ揚げ焼きをした。
切れ目を入れて、乱切りにして、少し多めの油で揚げ焼き。
あっという間に、油を吸って、焦げ目がついて、とろんとしてくる。

昨夜は、梅ぽん酢で。

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今夜は、麺つゆで・・・
他に、チェダーチーズと、豚肉とにらの炒め物

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みょうがの甘酢漬け


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by pass8515 | 2017-08-09 22:33 | 大切なこと。 | Comments(0)

忘れない

あの日から、6年。
あれだけの、大災害でも時が経てば
報道もめっきりと減って、世間の関心事も
次々と変化していくものだなと、また思う。

ここ数日、出来る限り震災の関連の特集を
見て、今の現状を知りたいと思った。

数字でついつい、その現状を把握しようと
するけれど、そのひとつひとつの気持ちや
立場や事情は、計り知れないものがある。

今夜見た、NHKスペシャルで、仮設住宅に
今も暮らす、75歳の男性が
「東京オリンピックは、期限が決まっていて
その日までに急ピッチで工事が行われる。
しかし、私らの住宅再建には期限が結局
ないようで、いつまでも進まない・・」
と、語っていた。

歯がゆい、口惜しい、辛い、何故自分の
事のように、行政は考えられないのか。
見ていて、そんな思いばかりがめぐった。



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近くの漁港のかますの干物をいただいた。
天日に干せばここまで、スリムになるのだな。

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*晩ごはん
れんこんきんぴら、かますを炙る
青豆塩ゆで、粕汁、いかなご
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by pass8515 | 2017-03-11 22:28 | 大切なこと。 | Comments(8)